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人を知る

何も分からなかった私が成長できた秘訣は「見て真似る」こと。


エンジニア

稲垣 知花

2021年入社

アプリケーションサービス部ディベロップメントサービス2課

プロフィール

2021年4月にサーバーワークスへ新卒入社。大学時代は言語学を専攻し、言語と認知の関係を研究していた。

Question01

現在の仕事内容を教えてください。

AWSのクラウド型コンタクトセンターサービス「Amazon Connect」の提供や、「Amazon Connect」と外部システムとの連携部分の開発案件を4~5件ほど担当しています。
エンジニアとしてコーディングなどの開発作業はもちろんですが、現在はプロジェクトマネージャー(PM)としてお客様の課題解決に向けた折衝などを中心に行っています。

Question02

入社理由を教えてください。

私が就職活動の軸にしていたのは、お客様の課題に長期間向き合い、その解決を支える仕事であることでした。なのでエンジニアになりたかったというよりも、手段としてたまたま行き着いたのがエンジニアという職種だったという感じです。

たくさんあるSIerのなかでサーバーワークスを選んだのは、説明会での出来事がきっかけです。
私は大学で言語学を専攻していた、いわゆる文系学生でした。なので、各社の説明会などで「文系でも大丈夫でしょうか」ということを必ず訊くようにしていました。そこで「エンジニアになるのに、文系・理系ということを考えること自体がナンセンス」という主旨のことを言われ、非常に印象に残っていたのが1つの決め手でした。

Question03

実際に入ってみてギャップはありましたか?

同期はもちろん、先輩や上長とのコミュニケーションや関係性も想像以上にフラットでした。
ただ、肩の力が抜けるのは社内の雰囲気の話であって、仕事は別でしたね。

新卒入社をすると、最初の1年間は研修期間になります。
研修の前半は、基礎的な勉強もしていきますが、私の印象に残っているのはチームで取り組むワークショップです。

週に1回、たとえば「パソコンってどうやって動いている?」というようなITに関係するお題が出されて、同期入社の人たちとランダムで組んだチームで調べたりしながら、お題に対する回答を考えていきます。
大学のときは、言語学の性質上、1つのテーマをじっくり、それこそ1年間かけて取り組むようなことが多かったので、1週間という短いスパンで成果を出せるようにスピーディーに動いていくことに慣れておらず、最初はかなり大変でした。

半年くらい経つとOJTが始まり、色々な部署を回りながら、先輩のサポートのもとで少しずつお客様ワークを始めていきます。

文系でも大丈夫というのは、フォローアップが手厚いから安心していいよという意味だったんだと思います。研修制度ももちろんですが、困ったときに先輩に頼れたり、上長に相談したりすることがすぐにできる社内のフラットな雰囲気も含めて、サーバーワークスの大きな特徴なのかなと感じますね。

Question04

スキルアップのために個人でやっていることはありますか?

配属が決まった2年目から今まで、自分が参加していないプロジェクトの会議に参加させてもらったり、先輩社員に独自でインタビューを実施してどんな意識で働いているかなどお話を聞かせてもらったりして、参考になりそうな部分を取り入れています。

もちろん本を読んで勉強もしますが、私はあくまでお客様の課題解決のための手段としてエンジニアをやっているという意識があるので、実際どうやって課題解決をしていくのかという部分は、現場を見て先輩たちの振る舞いを真似たほうがいいのかなと思っています。

技術的な部分が得意な人は社内にたくさんいるので、助けてもらうこともできます。私としてはそういう先輩の背中を追いかけて自分のスキルを磨くというよりも、技術に対する大まかな概要やインデックスを頭に入れておいて、お客様の課題や要望に対応するための引き出しを増やすことを意識しています。

あくまで私にとってスキルは、お客様の課題解決のための手段であって、目的ではないんです。

Question05

PMになったのはいつ頃ですか?

初めてPMとして関わったのは配属2年目(入社3年目)のときです。
ただそれまでも、PMではありませんでしたがお客様との折衝などをやらせてもらうことは多かったです。上長を含む周囲のメンバーも職人的な技術面のスペシャリストよりも、こういうほうが私に向いているんじゃないかと考えてくれていたのかなと思います。
本当に向いているのかは自分では分かりませんが私の場合は周りの人たちに恵まれて、支えてもらい、今の仕事に導いてもらったと思っています。

Question06

PMになって、また違った大変さややりがいはありますか?

そうですね。タスクを適切なタイミングでメンバーに振ったり、進行していくことは、プロジェクトをスムーズに動かしていく上でやりがいを感じていますが、難しい部分でもありますね。

少し生々しい話になってしまいますが、新卒で入ってきた後輩には自然にPMとして振舞える一方で、中途入社ですでにスキルやキャリアを積み上げてきていたり、自分のスタイルが出来上がっているメンバーに、どうタスク依頼を出して、サーバーワークスのカルチャーに馴染んでもらうのかというのは、特に今難しさを感じている部分です。

そういうメンバーも含めたチームのPMとしてプロジェクト進行するには、自分もコーディングなどの高いスキルがないとなかなか信頼を得られない面もあると思うので、週に2回くらい、先輩と一緒に勉強会をしたりしながら、今も最適解を模索中です。

これからの目標

類似したプロジェクトを繰り返して、ある1分野のスペシャリストを目指すというよりも、自分が経験していないプロジェクトにたくさん挑戦し、幅を広げていきたいと現時点では考えています。

特に、参加企業が多いプロジェクトに携わってみたいです。以前にサーバーワークスとお客様、ベンダーで4社が関わるプロジェクトをやったことがあるのですが、会社間の調整がとても難しく大変でした。一方で落としどころをつける面白さも感じたので、色々な立場の人や企業が入り乱れるプロジェクトに挑戦したいですね。

入社志望の方へのメッセージ

3年半働いてきて、外にアンテナを張れる人は、サーバーワークスでの仕事に向いているのかなと思うようになりました。
たとえばエンジニアであればAWSのアップデート状況や最新の技術、トレンドなど"外"の情報をキャッチアップして、スキルアップを目指したり、プロジェクトに活かして行く必要があります。また、チームメンバーの様子を気にかけたり、お客様の要望を真摯に汲もうとする姿勢はサーバーワークスが掲げる4つの行動指針の1つ「顧客視点」でもあり、"外"にアンテナを張る力だと思います。
文系や理系、未経験というバックグラウンドは気にせず、肩の力を抜いて挑戦してもらえたら嬉しいです。

ある日のスケジュール

  • 10:00

    勤務開始・連絡チェック

  • 11:00

    社内のミーティング

  • 14:00

    昼食

  • 15:00

    お客様とのミーティング

  • 17:00

    案件それぞれの開発作業

  • 18:00

    先輩との勉強会

  • 19:00

    退勤

お休みの日の過ごし方

リフレッシュやデジタルデトックスもかねて、月に1回くらいは都内から遠出するように心掛けています。
最近はアーシング(※)にはまっていて、海でビーチヨガをしたりしています。ついこの前も高校時代の友人と逗子海岸に出かけました。
今後は石垣島などの離島にも行ってみたいです。

アーシング:大地や海などの自然に素足や素手で触れることで、地球とつながる健康法

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