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人を知る

「技術に詳しい営業」を生んだのは、責任感と思いやり。


セールス

宇都 太陽

2021年入社

カスタマーサクセス部 営業課

プロフィール

2021年11月にサーバーワークスへジョイン。年商500億以下のお客様を主に担当し、オンプレミス環境からの移行支援や導入後のガバナンス設計支援などAWS活用を提案。2024年1月には第一子が誕生し、自宅のある福岡県から仕事と育児の両立をしている。

Question01

現在の仕事内容を教えてください。

主に年商500億以下のお客様を担当し、オンプレミス環境からAWSへの移行支援や導入後のガバナンス設計支援などのAWS活用を提案しています。

また、社内向けの勉強会の開催も行っています。主に営業向けではありますが、「Amazon RDSと Amazon Aurora の仕組みの違い」や「 AWS Organizations」を利用したマルチアカウント管理の重要性」、「rootアカウント管理のベストプラクティスと社内での管理方法」について、営業だけでなくエンジニアの方々にもご参加いただきました。特に、社内での顧客アカウントの管理運用方法については、意外とエンジニアも知らないケースが多く、好評でした。

Question02

入社理由を教えてください。

3年ほど複合機メーカーに営業職として勤めていたのですが、当時はペーパーレス化を推進しながらもコピー機を売らなければならないという矛盾に耐えられず、取り扱いのあったクラウドサービスやAWSの提案をよくしていました。その結果、複合機を売る気があるのかと、当時の上司からお叱りを受けたこともありましたね......。

なので転職する際は、自分が本当に良いと思えるサービスを自ら進んで伝えたい、そんな会社に勤めたいと決めていました。
AWSは前職でも、会社の方針を脇に置いて提案したくなるほど良いと感じていたサービスだったので、当時、自分がいろいろな葛藤を抱えるなかで良いと思ったサービスを提案できる会社があると知り、迷わず選考を受けました。

また、転職を決める際には、社長の大石さんや会社のブログを見たことも大きな決め手になりました。「失敗を叱責しない」という社内文化の話や、育休を取得している男性社員のブログなどを読んで、すごく働きやすそうでしたし、雰囲気が良すぎて逆に疑いたくなるくらいでした。

でも入ってみたら本当だったので、さらに驚きましたね。人間関係はフラットだし、社長に直接「こうしてほしい」みたいな要望を言っている人も普通にいるんです。そんなの上場企業でありえないでしょ、と思いました。

Question03

フラットなコミュニケーションの秘訣はどこにあるんでしょうか?

「棚に上げておく文化」でしょうか。
人に何かを指摘するときって、自分が100%できているわけではないことも多いと思うんです。でも、それはそれとして、一旦自分ができているかどうかは置いておいて、改善したほうがいいことや疑問に思ったことについて「これってどうなんですかね」と意見を表明する。これは相手が大石さんであっても、マネージャーであっても、立場に関係なくみんながごく普通にやっていることだと思います。

大石さん自身も、時間があるときは社員をごはんに誘ってくれたりしますし、週初めの朝会では大石さんが考えていることなどをアウトプットしてくれるんですが、そういう人柄や思考がトップダウンで浸透して、サーバーワークスの社内文化を作っているのかもしれません。

Question04

営業として提案していく上でサーバーワークスの強みや売りはどこにあると思いますか?

少し個人的な話になってしまいますが、私が所属するカスタマーサクセス部で言えば「技術に詳しい営業」が多いことは大きな特徴だと思っています。

基本的に商談などは営業とプリセールスエンジニアの二人三脚で行っていきますが、営業が技術について分かっていることで、より責任を持ってお客様と向き合い、迅速で的確な提案ができるようになっています。

私個人で言えば、お客様の話を正しく理解して、それを提案に落とし込めることと、期日などにきちんと間に合わせる誠実さの2つがコンピテンシーだと思っています。お客様にも提案までのスピード感や、何かを言えば何とかかたちにしてくれるみたいな評価をいただけるケースが多く、「あ、ここが私の強みなんだ」と気づかせてもらった部分です。

Question05

「技術に詳しい営業」を目指そうと思ったきっかけを教えてください。

最初に担当を持った頃は、技術のキャッチアップが全く追いついておらず、Slackが主なコミュニケーション手段だったこともあって、他の人がしている仕事や、それぞれの得意分野を把握するのも大変でした。今振り返ると、簡単な構成図を作るだけでもかなりの時間がかかっていたと思います。顧客対応も思うようにスピードが出せず、悩んでいたことがきっかけです。

たとえば、インフラの領域はすごく幅広い知識が必要なため、提案にはプリセールスエンジニアの方のフィルターを通さなければならず、営業が1人で勝手に進めることが難しいんです。これは前職の複合機の営業をしていたときとかなり大きな違いでした。

しかし自分がお客様の立場だったら、早く見積もりしてくれたほうが安心できるし信用できると感じていたので、少しでもスピーディーな提案ができる方法はないかと思っていました。

ではどうしたらいいのかということを考えたときに、まずはある程度まで自分で構成図の叩きを作ってしまって、その叩きに対するプリセールスの方にレビューをもらうようにすれば、ゼロイチではなくなるのでよりスピーディーに提案ができるはずだという答えに行き着きました。

そのためには前提の知識や技術力が必要なので、技術について体系的に学ぶ必要があり、資格の勉強などを始めました。その結果として徐々に「技術に詳しい営業」として、素早く的確な提案ができるようになっていきました。

Question06

チームまたはプリセールスエンジニアと連携を取る上で意識していることはありますか?

「技術に詳しい営業」になることと通じる話ですが、営業が技術的なことを理解しておらず、プリセールスエンジニアの方1人に任せすぎてしまうと、見積もりの漏れなどのミスが起きたとき、プリセールスの方だけが一方的に責任を負うことになってしまいます。ですが、私は一緒に提案しているんだから一緒に責任を取ったほうがいいと思っているんですよね。

営業が技術について正しい知識を持つことで、見積もりや構成図を任せっきりにするのではなく、きちんとしたチェックの手順を踏んで出すことができる。だから万が一、ミスが起きたときも責任逃れするのではなく、一緒に背負うことができるようになります。

プリセールスエンジニアの方との関係性だけでなく、他の人に向きがちな矛先を、自分に向けて、自分事として考えていけるように普段から意識するようにしていますね。

これからの目標

入社から3年が経ち、仕事のノウハウや知識だけではなく、大石さんがトップダウンで伝え、時間をかけてかたちづくってきた社内文化も引き継ぎ、伸ばしていかなければならない立場になりつつあるのかなと、最近は思い始めています。

私自身、つい文句を言いたくなってしまうこともあるのですが、やはり感情的になっても良いことはありません。そもそも社内には、建設的・合理的な思考の穏やかな人が多いので、あまり感情的な人というのがいないのですが、フラットなコミュニケーションというサーバーワークスの良さを伸ばしていくためにも、仕事は仕事と割り切って心理的安全性が保てるような関係づくりを気をつけています。

入社志望の方へのメッセージ

仕事面で言えば、やはり会社が大切にしている「オーナーシップ」「スピード」「顧客視点」「成果」にこだわりが持てる人と一緒に働きたいと感じますね。まだ発展途上の会社なので、自分の役割以外の仕事を引き受けることも多いですが、それを無駄と捉えず、楽しみながら取り組める人は、自然と会社の成長に貢献し、成果を出すことができるのではないかと思います。

また、フルリモートでの勤務になるので、自分の意見を適切に言語化できる人や、相手を理解しようとする姿勢がある人は、社内文化にも馴染みやすいと思います。相手の気持ちが見えづらいテキストコミュニケーションが中心だからこそ、何かを伝えるときも聞くときも、相手に寄り添うことがより重要になってきますし、サーバーワークスにはすでにそういう雰囲気があると思うので、そういう姿勢を取れるとより働きやすくなるはずです。

ある日のスケジュール

  • 10:00

    勤務開始・タスク確認

  • 12:00

    既存クライアントとの商談

  • 13:00

    自宅にて昼食

  • 14:00

    見積もり・構成図など作成

  • 16:00

    新規クライアントとの商談

  • 17:00

    社内ミーティング

  • 18:00

    翌日のタスク整理

  • 19:00

    退勤

お休みの日の過ごし方

夫婦そろってアウトドアが好きなので、阿蘇などのキャンプ場に出かけていました。子どもが生まれてからは、以前のようにキャンプに出かけることはなくなりましたが、代わりに朝の散歩をするようになりましたね。
子どもが早起きなので、毎日6時くらいから30分、子どもを抱っこして近所を散歩するんです。もともとそんなに子ども好きな自覚はなかったんですが、生まれてみると可愛くて仕方ないです。フルリモートなので、通勤時間がない分、子どもとの時間を作りやすく、子どもも私をとても慕ってくれています。

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