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人を知る

営業4年目の出来事が、今の私を支えています。


セールス

中嶋 麻衣子

2010年入社

アプリケーションサービス部営業課 課長

プロフィール

2010年4月、新卒でサーバーワークスに入社。入社1年目にエンジニア職を経験し、2年目からは一貫して営業職に従事。東京都内の自宅からフルリモートで勤務。

Question01

現在の仕事内容を教えてください。

「Amazon Web Services(AWS)」をアーキテクチャの軸としたシステム開発やAWSが提供するクラウド型のコンタクトセンターサービスである「Amazon Connect」をお客様に提案する営業活動に従事しています。

特に、「Amazon Connect」は「ネットにつながるPCがあれば電話がかけられる」という明確なメリットがあるサービスですが、日本国内での知名度はそこまで高くありません。営業課長として、「Amazon Connect」をより多くのお客様に提供するのが私のミッションですね。

Question02

入社理由を教えてください。

大学生のときの就職活動でサーバーワークスに出会いました。「IT系は難しそう」という理由でほとんど受けておらず、広告営業が第一志望だったのですが、リーマンショックの余波もあり、なかなか順調に進みませんでした。学生の就活支援を行っている会社の方に相談したところ「ITも考えてみたら?」と提案され、サーバーワークスの説明会に参加したのが最初の出会いですね。

説明会で最も印象に残っているのは代表の大石さんの熱弁です。「ITが分からない人にITの素晴らしさをわかりやすく伝えたい」という話をしていたのをよく覚えています。システム開発の会社なのに、ITが分からない人に向けた視点の話をしているのが面白かったですね。「この会社なら、ITを知らない自分でもやっていけるかも」と思えました。

現役のエンジニアや営業の人も登壇して「こういう仲間が欲しい」とか「こういう面白い開発をやってる」という話をしていました。現場の人がしっかりと自分の言葉で話していたのも印象的でしたね。

いざ選考がスタートすると、自分でも驚くくらいスムーズに進み、無事にエンジニア職での内定をいただくことができました。就活が長引いていたこともあり、説明会の印象が良かったサーバーワークスに入社することを決めました。

Question03

入社1年目は順調でしたか?

今だから笑って話せますが、まったく順調ではありませんでした。エンジニアとして採用されたのですが、苦労することが多かったです。情報系の学部出身というわけではないので分からない専門用語も多く、資格試験でも苦戦しました。同期と比較しても、出来は良くなかったのではないかと思います。

今のサーバーワークスは研修も充実していますからIT系の知識がない方でも大丈夫だと思いますが、当時はまだ社員も少なく、事情が全く異なりました。1年目の冬頃には「辞めたいな」と思うようになっていましたね。

Question04

エンジニアから営業へ、ジョブチェンジしたきっかけを教えてください。

当時のサーバーワークスの営業は、現在取締役をされている羽柴さんがお一人でやっているような状況でした。羽柴さんから「忙しくなってきたから、自分以外の営業が欲しい」という要望があり、私が営業に行くことになりました。「中嶋が元気がなさそうだから環境を変えてみるか!」みたいな雰囲気だったらしいです。

エンジニアとして行き詰まっていた私にとっても、渡りに船でした。営業の経験はもちろんなかったのですが「異動してダメだったら辞めよう」という気持ちで羽柴さんと一緒に働くことに決めました。

営業に異動してから最初の3年間ぐらいは、忙しい羽柴さんをサポートするような役割でしたね。とは言うものの、なにからなにまで指示通りに動くというわけではなく、それなりに裁量は与えてもらっていた記憶があります。

また、営業を始めてから気がついたのですが、1年とはいえエンジニアをやっていた経験が大いに活きましたね。導入するには何が足りないかとか、実際に稼働したらどういう問題が起きそうかとか、そういうことがなんとなく分かるんです。入社1年目は苦労することも多かったですが、あの苦しい経験は無駄ではありませんでした。

Question05

営業として印象に残っている出来事はありますか?

営業4年目の商談が印象に残っています。その時期、羽柴さんが本当に忙しくなっていて、私がエンジニアと一緒に愛知県のお客様のもとへ訪問することになりました。これまで、大切な商談には必ず羽柴さんが同席していたので、私にとっては大きなチャレンジでした。自分なりにいろいろと考え、エンジニアにも相談し、お客様に提案したところ、無事に受注することができました。

羽柴さんが多忙だったので「自分がなんとかしなければ」という気持ちがあったのはたしかですが、それだけではなく「お客様の課題を解決してあげたい」という想いもありました。

やはり、営業は人間と人間のやりとりですから、お客様への想いというのは重要な要素ですね。それを実感したという意味でも、営業4年目のあの商談は、私にとって大きな契機でした。

Question06

サーバーワークスの強みは何だと思いますか?

サーバーワークスの強みは大きく2つあると考えています。

1つ目は、AWS導入支援の老舗だということですね。昔からAWSを扱っていますから、社内に蓄積されている知識やノウハウの量が違います。だからこそ、AWSの最上位パートナーに位置づけられる「AWS プレミアティアサービスパートナー」に継続して認定されています。サーバーワークスの名前は知らなくても、Amazonを知らない人は日本にほとんどいません。

2つ目は、クラウド専業かつ東証上場企業であるということです。クラウド専業でデータセンターの資産を持っていないため100%クラウドを使ってよりよいベストプラクティスのアーキテクチャの提案が可能となります。また、サーバーワークスは上場企業ということでガバナンスを効かせた情報管理を徹底しており、お客様の大事な情報資産を扱う際にも安全な管理の下での提案を行っています。そういった点で多くのお客様にとって最適なクラウド活用かつ安心した環境での支援ができることが当社の強みと考えています。

Question07

ご自身の強みは何だと思いますか?

私の強みは、人との関係構築を楽しめることではないかと思っています。

営業になるまでは気づかなかったのですが、自分が全く知らない業界のお客様の商談をすることになると「どんな話が聞けるのだろう」とわくわくしてしまいます。これは営業として大きなアドバンテージになっていると思います。

自分と異なるタイプの人と話したりするのも好きなので、社内のエンジニアやバックオフィスの社員とコミュニケーションするのも楽しいですね。営業課長というポジションなので、新卒で入社してきた方と話をする機会も多いのですが、自分よりもずっと歳下の社員と話していると、思わぬ発見があったりして、良い刺激をもらえています。

人との関係構築を楽しめるというのは、営業として、そして管理職として大きな強みになっていますね。

これからの目標

上手にメンバーを育てられる上司になりたいですね。以前、部長である千葉さんに「メンバーを誘導してはいけない」というアドバイスをいただき、それを心に刻んでいます。
メンバーから相談を受けるとき、上司である私の中には「こういう風に進めて欲しい」という気持ちがあるのは否定できません。しかし、私が理想とするゴールに向けてメンバーを誘導しないように意識しています。それをやってしまうとメンバーが自分で考えなくなり、成長しません。それに、もしかしたらメンバーが自分で考えたアイデアの方が優れているかも知れませんよね。上司の考えているゴールが正しいという保証はどこにもないのですから、そこに向けてメンバーを誘導するのは適切なマネジメントだとはいえないでしょう。なので、メンバー自身にしっかりと考えてもらうことを大切にしています。

私は入社1年目にエンジニアとして挫折を味わいました。それは決して誇れることではないかもしれませんが、その経験を生かして、メンバーに寄り添い、成長をサポートできる上司でありたいです。

入社志望の方へのメッセージ

サーバーワークスでは、常に「主体的に考えて動く」ことを求められます。エンジニアから営業に異動したばかりの私も、当時の上司である羽柴さんから意見を求められることが珍しくありませんでした。

まず意識していただきたいのは、さまざまな事象に対して、自分なりの見解を持つことを習慣化することです。最初は時間がかかるかも知れませんが、慣れてしまえば難しくはありません。
主体的に考えて行動を起こすことができるというのは、サーバーワークスだけではなく、どんな会社でも大きな武器になるのではないかと思います。

ある日のスケジュール

  • 10:00

    勤務開始

  • 11:00

    お客様と商談

  • 13:00

    自宅で昼食

  • 14:00

    社内ミーティング

  • 15:00

    お客様と商談

  • 16:00

    新入社員と面談(サバトークフレッシュ)

  • 17:00

    見積り作成、お客様と商談

  • 19:00

    退勤

お休みの日の過ごし方

仕事が早く終わった日は、自宅から30分程のところにある神宮球場で、大好きな東京ヤクルトスワローズの試合を観に行きます。リモートワークを導入しているサーバーワークスでなければ、こんなことはできないでしょう。社内には野球好きな社員が多く、野球を観に行く部活も存在しているほど。他の社員と一緒に野球観戦することもありますが、普段はリモートで顔を合わせない分、大切なコミュニケーションの機会になっています。

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