プロフィール
2023年4月、大手SIerからサーバーワークスにキャリア入社。現在は大手流通業、製造業のお客様向けに運用・サポートやAWSインフラ構築を実施。愛知県の自宅からフルリモート勤務。
Question01
現在の仕事内容を教えてください。
現在は自宅のある愛知県からのフルリモート勤務で、大手流通業・製造業のお客様向けに運用・サポートやAWSインフラ構築を実施しています。
また、AWSは使えば使うほどお金がかかる従量課金制のサービスなので、現在運用しているシステムに無駄がないかなどを確認し、コスト最適化支援や運用改善の提案をお客様へ向けて行っています。
Question02
入社理由を教えてください。
もともとは大手SIerで、物理的なサーバーなどを触るオンプレミス環境メインのインフラエンジニアをしていました。10年ほど勤めて、ある程度の技術が身に付いてきたなかで、20年後、30年後に同じ場所で働き続けている自分をうまくイメージできなかったことがきっかけで転職活動を始めました。
サーバーワークスに決めたのは、AWSの最上位パートナーであり、クラウドの技術に関して強みをもっていることが1つの大きな理由ですね。前職でも最後の数年は、クラウドに触れる機会がありましたが、1度経験してみると、この技術はこれからエンジニアとしてやっていくうえで、必ず身に付けておかないといけないだろうと感じました。
また、エンジニアとしてのスキルアップを考えたとき、中途入社エンジニアへの3か月の手厚い研修や技術フォローが充実していたことも、サーバーワークスに決めた大きな理由です。
Question03
サーバーワークスの強みは何だと思いますか?
僕が感じている強みは3つあって、まず1つ目は「スピード感」です。
たとえば前職のような大手だと、社内のルールや会社の仕組みに対して誰かが変えたいと声を上げたとき、なかなか動き出すことが難しいんです。でもサーバーワークスでは、そういうときに、誰かが反応してくれたりサポートしてくれたりすることが多い。
変化に対して前向きな姿勢、貪欲さのような部分はサーバーワークスの大きな強みであり、特徴だと思います。
もう1つは、入社の決め手にもなった「充実した研修」です。僕が転職活動で見ていたなかだと、中途入社のエンジニアに手厚い研修や技術フォローをしてくれる会社はあまり多くなかったので、エンジニアとしてのスキルアップが転職活動の軸だった僕にはとても魅力的でした。
ただ、中途入社で入ったメンバーのあいだでもよく話すんですけど、この研修は本当に大変でしたね......。
3か月の研修では、社内ツールの使い方やプロジェクトの進め方なども学ぶんですが、メインは「模擬案件」です。社内の人間をお客様に見立てて実際のプロジェクトに近いかたちで構築などを進めていきます。ただ、このお客様役の指摘が本当に鋭い。プロジェクトを品質よく効率的に進めていくために必要なことを細かく学べるので、今振り返っても本当に苦労した部分ですが、やっておいてよかったなと思います。
3つ目は、社員一人ひとりの働きやすさにフォーカスした「イベントや社内文化」があることです。
オフィスのリフレッシュルームにはボードゲームがあったり、テニス部やコーヒー部などの社内部活動も盛んです。
僕が印象に残っているのは「サバたび」という社員旅行ですかね。それまで社員旅行というと、決まり切った旅程をこなすイメージがあったんですが、サバたびは立候補制のプロデューサーが複数いて、どこに行くか、何をするかということを、予算内で自由に決められます。複数のプランから参加したいものを選択できるため、本当にやりたいことや楽しいことができる普通の旅行みたいな社員旅行で驚きました。
フルリモートでも、チームメンバーやバックオフィスの方々みなさんが働きやすさという点を重視して動いてくれているなと日々感じます。
Question04
中途採用でのフルリモート勤務ですが、社内コミュニケーションなどを不安に感じたりはしませんでしたか?
入社前はすごく不安でしたね。
内定をもらったあと、「初日からリモートです」と言われて、手続きなどのために最初は会社に行くのかなと思っていたので驚きました。結局、初めてオフィスに行ったのは入社から半年以上経ってから。もう1年半ほど経ちますが、オフィスに来たのは全部で5回くらいです。
ただ、入社後もフルリモートのおかげで苦労したかと言うと、個人的にそういうことはなかったです。
社内のチャットツールはすべて誰でも見ることができるオープンチャットになっているので、社内の動きを把握することもできますし、雑談のようにフランクな話ができる場もあります。
テキストでのコミュニケーションなので、慣れるまでは遠慮してしまったり、スピード感についていくのが大変だったりしましたが、中途入社の社員を見てくれるトレーナーにも「もっと積極的に突っ込んでいいよ」みたいなことを言われて、意識も少しずつ変わっていきました。
なにより、プロジェクトは数名のチームで進めていくので、コミュニケーションは必須です。作業フローなどを効率化の観点で見直せないか、何が課題で何が原因なのか、などは毎週実施している定例のミーティング以外でも、気づいたときに逐一共有したり、議論を交わしたりしています。また、AWSはアップデートや機能追加が非常に多いサービスです。個人でのキャッチアップはもちろんですが、アップデートによって何が変わって、何が価値につながるのかを社内やチームで共有していく意識はサーバーワークス全体に行き届いているように感じます。
Question05
インフラは動いて当たり前の世界でもあり、責任を日々感じられることと思います。仕事のやりがいはどんな部分に感じていますか?
動いて当たり前、というのはまさに仰る通りです。
現在、ファミリーマート様の「ファミペイ」のAWS環境をメンテナンスしたり、拡張したりという仕事をしています。システムがユーザーさんの利用や生活に直結しているので、その分大きな責任を感じます。ただその一方で、自分たちの行った対応が目に見える世界に反映されていくのは面白い部分だと思いますし、やりがいも感じています。
もちろんこういう目に見えるものはほんの一例で、インフラのほとんどは目に触れず、動いて当然な陰の部分であることが多いです。
ただ、動いて当たり前なだけではなく、その先の価値をお客様にどう提供できるかが、エンジニアとして求められている部分だと思っているので、品質を高めたり、運用を効率化したり、余計なコストを削減したり、様々な提案をしています。そういうものがうまくいって、お客様から感謝の言葉をもらえたときは、やっぱり嬉しいですね。
これからの目標
インフラは動いて当然な領域なので、その当たり前を当たり前だとお客様に感じてもらうことは大前提です。なので、そこにプラスαでどんな価値を提供できるのかは、これからも常に考えて取り組んでいきたいと思っています。
また、もともとエンジニアとしてスキルアップをしていきたいという思いでサーバーワークスの門を叩いたので、日々目まぐるしく更新されていく技術やアップデートの情報をキャッチアップして、自分自身のエンジニアとしての市場価値を高めていくことも大切にしていきたいです。
ある日のスケジュール
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10:00
勤務開始
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11:00
クライアントからの依頼確認
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13:00
家族と昼食
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14:00
社内ミーティング
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15:00
依頼対応
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16:00
クライアントとのミーティング
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18:00
社内ミーティング
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19:00
退勤
お休みの日の過ごし方
前職ではお客様先に出向いての仕事だったため、帰りが遅くなることも多く、家族との時間が取りづらい面がありました。
サーバーワークスに入ってからはフルリモートでの勤務なので昼食や夕食を家族と一緒に食べることもできるようになりましたし、通勤時間がない分、朝はゆっくり自由時間を過ごしたり、洗濯などの家事をしたりする余裕もあります。
こうして改めて振り返ると、家族と過ごす時間が各段に増えたので転職してよかったなと思いますね。家族も歓迎してくれています。