AWS利用料5%割引 & 日本語によるサポートが成長を続けるクラウド型CRMのサービス拡大を後押し
株式会社G.FLEX様
2000年に創業。一貫して自社IT製品の開発を行うプロダクト事業と、個別の顧客に対してITシステムを開発・運用するソリューション事業の2軸で事業を拡大。「ITで楽しく、便利な世の中を」という想いのもと、未来志向を信条として新たな“モノづくり”に挑戦しつづけている
事例のポイント
Before
お客様の課題
- クラウドサービスのユーザーの増加とともにAWSサーバーのインフラコストが増大していた
- AWSのサポートやアナウンスメールが全て英語で重要情報を逃していた
After
課題解決の成果
- AWSサーバーの利用料を5%削減し、サービス拡大を後押しできた
- サーバーワークスによる24時間365日受付のAWSサポートや日本語のアナウンスメールが安定運用の手助けになった
導入サービス
Index
FlexCRMについて
AWSで運用している主なクラウドサービス『FlexCRM』
FlexCRMは”無理なく導入できて、ずっと使える”本格的な国産CRMクラウドサービスです。顧客管理、SFA(営業支援)、お客様サポート、マーケティング、業務プロセス管理、ワークフロー、グループウェアなど多彩な機能と、専門知識不要のカスタマイズ性を両立し、規模の大小を問わず低価格での提供を実現しています。
わずか1年でアカウント数が3倍に。急成長するクラウドサービスのAWS運用コスト増加がサービス拡大の障壁だった
G.FLEXが主力製品として展開する「FlexCRM」は、低価格帯でありながら多くの機能を備えたCRMクラウドサービス。顧客管理やSFA(営業支援)、マーケティング、業務プロセス管理、ワークフロー、グループウェアなど、さまざまなシーンで活用され、認知の拡大とともに導入数も増えています。
川口氏「FlexCRMはまだ認知度こそ低いものの、個人のお客様から全国規模の大企業様、小売業から電力会社様をはじめとした社会インフラ業界までと、幅広い業界・業種でお使いいただいております。2022年頃からは、コンタクトセンターが中心となって利用者数や売上が伸び、アカウント数は直近1年で約3倍に増えました。ニーズの高まりに伴い、CTI連携など協業の問合せも増えています」
FlexCRMの「低価格」という強みを生かしながらさらなるサービス拡大を見据えたとき、ネックになったのがインフラコスト。使用しているAWSサーバーの利用料はアカウント数に比例して増えていました。また、運用の面でも不安があったと木山氏は話します。
木山氏「AWSは従量課金制なので、使用した分だけサーバー費用が発生します。また、最近の円安傾向も影響してドル建ての請求が負担になっていたんです。加えて、メンテナンスの際にアナウンスメールが届きますが、英文であることにも運用の難しさを感じていました。重要な情報をキャッチアップできず逃しているのではないかという不安が常にありましたね」
AWS利用料が割引されて経理業務もラクになる「活用しない理由がなかった」
インフラコストの課題を抱えるなか、クラウドソリューション事業を展開するグループ企業からの紹介でサーバーワークスのAWS請求代行サービスを知ることに。サーバーワークスの担当者から説明を受け、利用に向けて手続きを進めた技術部の高橋氏はそのときの印象を次のように話します。
高橋氏「AWS請求代行サービスを利用することで、今まではドル建てだった請求書が、サーバーワークス経由で円建ての請求書に替わる点も、経理業務が簡素化されるという意味でいいなと思いました。また、サーバーワークスの担当者さんが主体的に手続きを進めてくれるので、こちらの負担はほとんどありません。簡単な手続きでAWS利用料の5%割引を実現でき、経理もラクになって運用のサポートも受けられる…AWSを使ってIT製品を開発している企業として、そんなサービスを活用しない理由はないですよね。話を聞いてからすぐに契約を決め、1ヶ月後には切替が完了しました」
「単なる割引サービスではない」24時間365日受付のサポートやサーバーワークスから届く日本語のアナウンスメールが安定運用を支える
AWS請求代行サービスの利用により、AWS利用料5%割引が適用され、インフラコストの削減が事業成長を加速させる一助に。運用面でも「心強い」と高橋氏は語ります。
高橋氏「AWS関連のアナウンスメールがサーバーワークスから日本語で届くようになりました。AWSのメンテナンス情報やバックアップの注意喚起など、有用な情報を得られるので、サービスに影響が出る前に対処ができ、非常に助かっています。24時間365日受付のAWSサポートにいつでも問い合わせできるという点も心強いですね。また、専用ポータルで利用状況や料金を把握できるのも助かります。AWS請求代行サービスは、単なる割引サービスではなく、AWSの安定運用を支え、FlexCRMの事業拡大を後押しする推進力になったと捉えています」
最後に、今後のFlexCRMの展開や、サーバーワークスへの期待について、川口氏・木山氏は次のように語りました。
川口氏「FlexCRMはこれからさらに国内シェアを拡大し、1万ユーザーを超えるのが直近で設定している目標です。そのうえで、一部冗長化の課題もありますので、そういったところもAWSのスペシャリストであるサーバーワークスさんに相談しながらサービスを拡大していきたいです」
木山氏「新たな手口のサイバー攻撃が続々と出現する近年、クラウドサービスに求められるセキュリティの基準も上がっています。FlexCRMは以前から、ID・パスワードによる認証はもちろんのこと、アプリケーションレベルのセキュリティホールチェックおよび脆弱性対策を実施するなど、セキュリティ対策には力を入れてきました。今回のAWS請求代行サービスによるお付き合いを機に、今後はサーバーワークスさんの豊富な知識や経験からもアイデアをいただきながら、さらに盤石なセキュリティ対策を実現し、お客様がより安心して利用できるサービスを目指していければと思います」
※ この事例に記述した数字・事実はすべて、事例取材当時に発表されていた事実に基づきます。数字の一部は概数、およその数で記述しています。
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