OneLogin導入の事例
バリュエンステクノロジーズ株式会社様
モノの価値をつなぐ “リユース”ビジネスを展開しているバリュエンスグループ。バリュエンステクノロジーズ株式会社は、グループ内の情報システム管理およびお客様へのICTサービス提供を担っています。グループの情報システム構築・管理のノウハウを活かし、これまでに無い新たな視点での価値の可視化、最大化を目指して、お客様へのITコンサルティングおよびアプリ・システム等の開発を行っています。AIが自動で持ち物の資産価値を見える化するアプリ「Miney(マイニー)」の開発を始め、北海道大学との提携やインド工科大学出身者を積極的に採用するなどを通じて、最先端のAIソリューションを提供。また情報システム部門のタイムシェアサービスも展開しています。
Index
導入の概要
バリュエンステクノロジーズではOneLoginをどう活用していますか。
バリュエンステクノロジーズでは、社員および業務委託エンジニア向けのSSO認証基盤にOneLoginを採用し、導入支援をサーバーワークスに依頼しました。現時点での利用状況は次の通りです。
項目 | 概要 | 備考 |
---|---|---|
利用者数 | 約80人(導入当初は20人) | 社員および業務委託エンジニアが利用 |
利用デバイス | PC、スマートフォン、タブレット | |
OneLoginが連携しているアプリケーション | 約25種類(AWS、GitHub、Google Workspace、Slack、会計システムなど) | |
導入スケジュール |
2019年
2020年 12月:
3月: 4月: 検討開始
OneLogin採用決定、検証、構築 OneLogin活用開始 |
検証・導入に1ヶ月 |
検討のきっかけ
SSOツール導入前の課題について教えてください。
導入前の課題に関係するため、まずは当社の働き方について説明します。当社はコロナ禍以前よりオフィスを持たず、リモートワーク制を採っています。そのため、ITガバナンスやセキュリティ体制を強固にする必要がありました。
当社の場合、開発案件の状況により、業務委託エンジニアの入退社が発生します。OneLogin導入以前は、ID管理の仕組みが整っておらず、「本当にアカウントを作ったか?」「誰にどのクラウドサービスを割り当てるのか?」とさまざまなことが可視化できていませんでした。そのため、入社時に必要なクラウドサービスの割り当てができていないという状況もありました。一方、退職の際はクラウドサービスの割り当て解除作業が後回しになるという課題がありました。クラウドサービスの種別によって別々の担当者に依頼しなくてはならず、解除依頼やその後の確認が煩雑な状況でした。
この課題の解決にはSSO環境の整備が必要と考え、候補製品の比較検討を開始しました。
OneLoginおよびサーバーワークスを選んだ理由
候補製品をどのような基準で比較したのでしょうか。
実は、SSOツールの選定はOneLoginのほぼ一択でした。資料ベースで他社製品の情報収集も行ったのですが、日本のWebサービスとの親和性の高さやサポート体制を考慮するとOneLogin一択の結論となりました。
導入支援をサーバーワークスに依頼した理由を教えてください。
当社のシステム基盤はAWSとなります。そのため導入支援ベンダーは、OneLoginだけではなくAWSについても一緒に相談できるベンダーという視点で比較検討しました。その観点で、OneLoginとAWSに豊富な知見をもつサーバーワークスに決定しました。
OneLogin導入時のサーバーワークスの対応について、そして導入後の効果
OneLogin導入時のサーバーワークスの対応はいかがでしょうか。
検証・導入にあたり、とても親身に対応いただきました。例えばチャットでの質疑応答やWeb会議で画面を見ながらの説明を通じて、「ここまでサポートしてくれるのか」と感じました。またサーバーワークスのドキュメントやサポートページ内容が充実しているため、その内容で迅速に解決した課題も多々あり、大変助かっています。サーバーワークスは、自社でもOneLoginを利用されており、情報システム部門の方がOneLoginのサポートを担当されています。そのため、私と同じ「情報システム部門の目線」で対応いただいた点も、短期間での検証・導入が成功したポイントと考えています。
なお検証時、OneLoginと、あるクラウドサービスが連携しない事象が発生しました。最初は原因不明でしたが、サーバーワークスの担当者と一つひとつ粘り強く検証を進めていくことで、最終的に原因を究明できました。このクラウドサービスはグループ全体で契約しており、ライセンスの関係上で発生した問題であることがわかりました。このようなイレギュラーな問題の原因の究明にあたり、一緒に汗をかいていただいたサーバーワークスには感謝しています。
OneLoginの導入効果はいかがでしょうか。
社員および業務委託エンジニアの管理上、さまざまなクラウドサービスの付与が必要なのですが、OneLoginで一元管理可能となった点が大きな効果です。
OneLoginの導入と合わせ、クラウドサービスのアカウントを付与・削除する権限をもつ「アカウントオーナー」という役割を設けました。アカウントオーナーは、誰にどのWebサービスを付与すればよいかの一覧表を見て作業を行います。そのため、入退社時のID管理がスムーズになり、OneLogin導入前と比較するとITガバナンスも向上したと思います。
今後の展開について
今後の拡張予定はいかがでしょうか。
IPアドレス制限やRADIUS認証の仕組みを導入し、よりセキュアな環境を構築していきたいと考えています。
サーバーワークスへの期待をお聞かせください。
OneLoginの最新情報をタイムリーにご提供いただくことと、サーバーワークスのサポートに今後も期待しています。
※ この事例に記述した数字・事実はすべて、事例取材当時に発表されていた事実に基づきます。数字の一部は概数、およその数で記述しています。
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