住友重機械工業株式会社様のデータレイクの構築・検証事例を公開しました
サーバーワークスは、本日、住友重機株式会社様のデータレイクの構築・検証事例を公開しました。
写真左より、住友重機械工業株式会社 ICT本部 情報戦略G 新技術T 松澤 隆 様(チームリーダー)
住友重機械ビジネスアソシエイツ株式会社 情報システム部 品川情報システムG 後藤 邦生 様(主任)
住友重機械ビジネスアソシエイツ株式会社 情報システム部 品川情報システムG 風間 晋吾 様(主任技師)
住友重機械工業株式会社では、グループ内でデータ活用の文化を定着させ、企業のデジタル変革に貢献するために、AWSでユーザーがセルフサービスで必要なデータに安全にアクセスできるようにする新たなデータ活用基盤を構築し運用できるかの検証を実施しました。
今回のプロジェクトでは、以下の項目が検証されました。
- 小規模なデータをAWSのデータレイクに置き、Tableauを用いグラフ作成などのビジュアルデータ分析が行えるか
- SAP ERPに蓄積されてきた会計伝票明細データ1億7000万件について、全てのSQLの処理が実行され正確な結果が得られるか/ 処理時間がどのくらいかかるか
検証の結果、さまざまなチューニングを施すことで良好なレスポンスが得られることが明らかになり、AWSでのデータレイク環境構築が現実的であると確認されました。現在は2022年度からデータレイク運用開始を目指し、多くの部門やグループ会社での利用を想定してユーザーごとに適切なアクセス制限のための権限設定の設計、実装を行っています。
今後、安全なデータレイクを容易にセットアップできるAWS Lake Formationの活用も検討しているとのことです。
事例詳細についてはこちらをご覧ください。
https://www.serverworks.co.jp/case/shi.html